2月に行った理研和光本所の「RIリングサイクロトロン」に続き、
今回は播磨研究所の「シンクロトロン」「線形加速器」、さらに周長1,400mの「蓄積リング」
の見学であった。
SPring-8
・・・Super(超高性能の)
・・・Photon(光子)
・・・ring(蓄積リング)
・・・8Gev(80億電子ボルト)の略
要するに、この全長1,400mほどのリングの中に80億電子ボルトの高エネルギーにまで
加速された電子を回しながら蓄え、
強力な磁石でその進路を曲げたり、波打たせたりして
放射光を作り出しているということ(?)
放射光とは、光速に近いスピードで直進する電子が磁場で曲げられるとき、強力な電磁波(光)が発生する。
これが放射光で、極めて明るく、細く絞られ拡がりにくい性質をもっている。
SPring-8の放射光の明るさは従来のX線発生装置から得られる光の明るさに比べ、
約1億倍ということであった。
特別公開とのことで期待していたが、その対応のまずさに期待を裏切られた。
- 研究所内のバスの発車時間が過ぎても何の説明もない!
- バスを降りて、いよいよ見学開始というときにも事前説明なし!
- 研究所内部の各装置の案内役の人は『えーーと!』『えーーと』を繰り返すばかり。
- その説明も参加者のレベルに合わせた説明とは程遠い!
- さらに、各種の電磁石の説明にいたっては『電子を制御しています』の一点張り!
幾種類もある電磁石について同じ役割であるはずがなく、
少しはその違いを説明してくれればと素人ながら感じた。
救いは、一般公開(特別公開区域でない)されている区域で
要所要所担当されていた専門の方の説明が分かり易かったことである。
3月に往復はがきで応募し、何とか参加資格を得、期待していただけに少し残念な見学であった。
国の税金を大量に使っているとのことだけに、我々の生活に役立つ研究施設であってほしいと思う。
因みに、SPringu-8の年間の使用電力料金(平成16年度)は、
一般家庭の43,000戸分の約18億円とのことである・・・